早朝覚醒の原因と改善について

早朝覚醒」とは、
普通、家事や仕事の予定に合わせて起床時間を決めるものですが、
その起床時間よりずっと前の早朝に目が覚めてしまうことをいいます。

 

早朝に一度目が覚めたとしても、その後すぐに二度寝して
起床時間に起きることができれば問題ないのですが、
早朝覚醒の場合は二度寝することができません。

 

早朝に目が覚めてから再び寝付くことができず、
本来起きるべき時間に眠気やだるさに襲われる、厄介な症状です。

 

加齢とともに目覚める時間が早くなる
ということはよく言われることですが、
高齢者が早朝に目が覚めることはそれほど問題ではありません。

 

高齢者の場合、目が覚めるのも早ければ、夜寝るのも早い
という場合が多く、
睡眠時間はしっかり確保できていることがほとんどです。

 

また、加齢によって睡眠力も下がるため、
年を取ってから早朝に目が覚めるのは自然なことです。

原因と改善

老人以外の早朝覚醒には、
ストレスなど精神的な要因があると考えられます。

 

精神的な不安やストレスによって、
心身がずっと緊張状態にあり、目が覚めてしまうのです。

 

早朝覚醒はうつ病の初期症状としても挙げられます。

 

うつ病の場合、早朝覚醒とともに気分の落ち込みや、
物事に興味がなくなるなどの症状も表れるので、
そのような場合は早めに専門医を受診しましょう。

 

必要以上に早く目覚め、
活動を始めるべき時間に倦怠感が表れてしまう早朝覚醒。

 

不快なだけではなく、日中の作業効率を悪くしてしまいます。

 

早朝覚醒を克服するためには、
まずストレスを軽減して心身をリラックスさせる必要があります。

 

特に、眠る前にテレビを見たりパソコンをしたり、
強い光を浴びるなどして脳を興奮状態にしてしまうと、
リラックスした状態で眠ることができません。

 

できる限り、これらを眠る前にしないように心がけ、
明かりを一段階落とした部屋で、
ストレッチをしたり音楽を聴くなど、脳を休ませるようにしましょう。

 

日中にしっかり光を浴びることも効果的です。
日中に光を浴びておくと、体内時計が整います。
体内時計が狂うと睡眠時間がずれ、不眠の原因になります。

 

また、寝室のカーテンはきちんと閉め、
朝日が入ってくるのを防いでおきましょう。

 

人は光を感じると目が覚めやすくなります。
光が差し込まないよう、遮光カーテンにすると効果的です。

 

早朝覚醒以外にもうつ病の兆候が見られる場合は、
心療内科などを受診すべきです。

 

睡眠不足はうつ病に拍車をかけることにもなり、
悪循環となってしまうので、なるべく早く治療しましょう。

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