不眠症の診断と判断

不眠症の診断は、しっかり行う必要があります。

 

睡眠障害、不眠症は、その症状が似ていることから、
うつ病や慢性疲労症候群、認知症などと誤診されやすいものです。

 

そのため、的外れな治療をしてしまったりして、
一向に症状が改善されないこともあります。

 

睡眠障害、不眠症ならではの症状を知ることで、
適切に対応することが重要です。
まず、不眠によって起こる症状を7つ挙げます。

 

@常に疲労感があり、疲れやすい
A以前興味があったことも楽しめない
B家族や友達とのかかわりが希薄になる
C集中力、記憶力、思考力の低下
Dミスが増え、事故につながることもある
Eイライラしやすい、怒りっぽい
F自信の低下

 

以上のような症状に加えて、日中の眠気や居眠りがある場合、
また、入眠困難や途中覚醒、熟睡障害、
早朝覚醒が認められる場合は睡眠障害であると判断できます。

不眠症チェック

合計点をだしてみよう。
1

 

診断

 

不眠

睡眠不足を計算

次に、睡眠負債を計算してみます。
睡眠負債とは、言わば睡眠の借金のようなものです。

 

睡眠不足を解消しようと、「寝だめ」をしようとする人もいますが、
慢性的な睡眠不足は、
たまに長時間眠ったからといって解消されるわけではありません。

 

その日に不足した睡眠は、少しずつ蓄積されていっているのです。
蓄積された睡眠不足が睡眠負債です。

 

睡眠負債を計算するには、
まず、1主観の合計睡眠時間を算出します。

 

過去1週間に眠った時間をできるだけ正確に書き出し、
7日間の睡眠時間を合計します。

 

布団に入っている時間ではなく、
実際に眠っている時間を書き出しましょう。

 

次に自分がもしこれだけ眠れたらもっとも体調がいいだろう
と思う、最適睡眠時間を書き出します。

 

そして最適睡眠時間に×7をして、1週間の必要睡眠時間を算出。

 

 

(1週間の必要睡眠時間)−(1週間の合計睡眠時間)=睡眠負債

 

 

睡眠負債が15時間以上の場合は重度の睡眠不足、
睡眠負債が10〜15時間は中等度、
5〜10時間は軽度の睡眠不足です。

 

睡眠負債が-5〜5時間未満であれば問題なく
均衡が保てている状態です。

 

反対に、睡眠負債が-10〜-5未満の場合は軽度の過眠状態、
-10〜-15時間で中等度、
-15時間以上で重度の過眠と判断できます。

 

睡眠負債を計算することで、どのくらい睡眠が足りていないのか、
また、眠りすぎているのか、
数値として客観的に見ることができます。

 

不眠の自覚がないままに、睡眠障害の症状に悩まされている場合、
睡眠負債が思いのほか大きくなっている場合があります。

 

その場合、
毎日の睡眠時間を少しずつ長くするよう調整する必要があります。

 

反対に、なかなか寝付けないのが、
実は睡眠負債があまり溜まっていないからだという場合もあります。
その場合は、睡眠時間をこれだけとらなければならない、
というこだわりをなくしてもいいでしょう。

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