不眠症を解消するコツ

どうすれば不眠を解消できるのでしょうか。

 

慢性的な睡眠障害や不眠症は、
日常生活に支障をきたす、重大な問題です。

 

規則正しい生活をして不眠を解消しようと心がけていても、
眠らなければならないという緊張感によって、
さらに不眠を招くこともあります。

 

ぐっすり眠るには、心身を緊張した状態にせず、
リラックスさせなければなりません。

 

脳や体がリラックスした状態を作るためには、
自律神経のバランスを整えることも重要です。

 

実は不眠と自律神経には密接な関係があります。

 

自律神経とは、無意識で働く神経で、
呼吸をしたり心臓を動かしたり体温を調節したり、
ホルモンを分泌するなど、
生きていく上で欠かせない機能を司っています。

 

ということで、ここでは自律神経について深く掘り下げてみます。

自律神経の調整に力を入れる

自律神経には交感神経と副交感神経があり、
交感神経は興奮を司り、
血圧や心拍、血糖値を上げるなどの働きをします。

 

副交感神経は、反対にリラックスを司り、
交感神経とは逆の働きをします。

 

交感神経と副交感神経は互いを抑制しながらバランスを保っており、
1日のうちでどちらが優位になるか移り変わります。

 

このことは睡眠にも大きく関わり、
朝起きると徐々に交感神経が優位になって活動的になり、
夜就寝前になると副交感神経が優位に立ち、
心身がリラックス状態に向かって眠りにつくことができる
というのが、普通で、理想的な形です。

 

ところが、日常生活における様々な要因によって、
理想的な自律神経のバランスが保てなくなることがあるのです。

 

それによって、夜になっても脳が興奮状態になり、
眠れないといったことが起こります。

 

日常の何気ない習慣が、
自律神経を乱し、不眠を招く原因となっているかもしれません。

 

自律神経を乱すことになる要因を知り、
そのようなことをしないように心がけることで、不眠の解消を図りましょう。

食事と自律神経の関係

まず、食事と自律神経の関係について知りましょう。
食事をすると、胃腸が動くことで
自律神経のうち交感神経のスイッチが入ります。

 

すると脳は興奮状態になり、覚醒してしまいます。
寝る前に食事をすることは、不眠につながることなのです。

 

また、就寝前の甘い物も睡眠にはよくありません。
血糖値を上下させ、自律神経を乱すことになるからです。

 

甘いものはストレス解消にもなるので、
全く食べないほうがいいというわけではありませんが、
少なくとも就寝前は控えるようにしましょう。

 

遅い時間の食事や就寝前に食べるのは良くないという理由は
太るだけではなく、不眠にも影響する
という明確な理由がわかれば、納得もしやすいですね。

体温と自律神経の関係

次に、体温と自律神経の関係について知っておきましょう。

 

体温を上げる働きをするのは交感神経です。
このため、入浴や運動によって体温が上がった直後は
交感神経が優位になっており、眠ることはできません。

 

上がった体温が下がり始める頃、今度は副交感神経が働きます。
このことを利用して、入浴は就寝時間直前ではなく、
数時間前に済ませておくといいでしょう。

 

副交感神経が働きやすい、38度〜40度のお湯に浸かる
のがポイントです。

 

朝起きて、すっきりしないという場合は、
目を覚ますのに効果的な熱めの温度の朝風呂に入り体温を上げ、
交感神経を活性化させるというのも有効です。

 

慢性的な冷え性や低体温の人は、不眠に悩んでいる事が多く
もともと体温が低い人は、
体温を下げるための副交感神経が働かず、
反対に体温を上げるための交感神経ばかりが働くことが原因です。

 

体温が低い人は、体温(平熱)を上げる努力もプラスします。

血行と自律神経の関係

慢性的に体が冷えてると血行が悪くなり、血行を促そうと
交感神経が活発になるのです。
普段から体温を高く保っていれば、
交感神経が活発になりすぎるということはありません。

 

体温を高め、血行を促進するというのは、
不眠の解消に効果的なことです。

 

血行不良が原因で起こるのが肩こりや腰痛ですが、
慢性的な肩こりに悩んでいる人の多くは、
中途覚醒などの睡眠障害を抱えていることが分っています。

 

そして、そのような人は、肩こりが解消されるとともに、
睡眠障害も解消されたという結果が出ています。

 

このことからも、自律神経と血行の密接な関係と、
それが睡眠に多いに影響することが分ります。

 

深く関係している自律神経と不眠。
自律神経の仕組みを知り、
コントロールすることで、不眠の解消につなげましょう。

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