不眠症の原因がストレスの場合

不眠症の原因となるものはいくつか考えられます。

 

まず、ストレスです。
現代人にはストレスが付き物で、ストレスによって良質な睡眠ができず
よりストレスをためてしまうことも考えられます。

 

人がストレスを感じると交感神経が活発になり、
副交感神経の働きを抑えてしまいます。

 

交感神経は心身を緊張させる作用を、
副交感神経は心身をリラックスさせる作用を持っているので、

 

ストレスを感じると心身が緊張し、
血圧が上昇したり心拍が上がったりします。

 

そのような状態で良質な睡眠をとることはできません。

身体の疾患が原因の不眠

また、身体の疾患によっても不眠症になることがあります。

 

例えば呼吸器の疾患や消化器の疾患で胸部や腹部に痛みが起き、
途中で目覚めてしまったり、朝早く目覚めてしまったりと
十分な睡眠がとれなくなる場合があります。

 

アトピーなどで体に痒みを感じる場合も、
睡眠を妨げることがあります。

 

精神疾患が不眠の原因になっていることもあります。
特にうつ病は不眠を併発することが多い精神疾患です。
精神疾患が原因で不眠になっている場合、専門医への相談が必要。

子供の不眠の原因

子供の不眠は、
親や保護者が子供をキッチリ早く寝かせないことが原因です。

 

一昔前は、夜の8時9時には寝なさいと言われたものですが、
現代の子供は夜の11時12時過ぎまで、
寝かさない親が増えています。

 

早めの決まった時間に、
子どもを寝かせると正常な睡眠をとれるようになりますが、
就寝時刻がバラバラで決まっていないと
夜に何度も目が覚める原因にもなります。

アルコールや薬が原因の不眠

入眠しやすいように寝酒をする人もいますが、
アルコールは不眠症の原因になることもあります。

 

なぜならアルコールは、副交感神経の働きを活発にするため、
一時的に眠気を誘うのに効果的になることもありますが、
人体が持っている抵抗力によって、
このアルコールの働きを抑制しようという力が働きます。

 

すると体がアルコールに耐性を持つようになり、
睡眠を導入するには
より多くのアルコールを必要とするようになってしまいます。

 

エスカレートするとアルコール依存症になる危険もあり、
それによって不眠症を悪化させることもあります。

 

眠るためにお酒を飲むのは、実は危険な行為なのです。
アルコールのほかに、薬が眠りを妨げることもあります。

 

向精神薬や降圧薬、
肝炎の治療などに使われるインターフェロンなどの薬を服用していると、
不眠症になることがあります。

 

服用していて睡眠に問題があると感じたら、
医師や薬剤師に相談してみるといいでしょう。

過度の運動が不眠の原因

良質な睡眠ができそうだと、
日中積極的に運動を試みる人もいるでしょう。

 

確かに、規則正しい生活に運動を取り入れるのは効果的ですが、
運動のしすぎはかえって不眠の原因になることがあります。

 

身体や心にストレスを与えるほどの激しい運動をすると、
かえって眠れなくなってしまうのです。

 

特に勝負事のスポーツをしてストレスを感じるのは逆効果です。

 

運動不足も運動のしすぎも、どちらも睡眠に影響するので、
心地よいと感じる適度な運動を心がけましょう。

 

このように、不眠の原因は様々で、
なかなか解消できない人が多くいます。

放置すると機能低下と老化が早い

不眠症を放置すれば、脳の機能や、心身の老化にも影響します。

 

脳の中でも感情のコントロールをしたり
社会性の機能をつかさどる前頭前野は不眠の影響を受けやすく、
不眠によって気分のコントロールが難しくなります。

 

また、睡眠によって修復されるための遺伝子が損傷したままになり
老化も進みやすくなるのです。

 

日常生活だけではなく、寿命にまでに重大な影響を与える不眠。
眠れない原因を知って、早目に解消を図ることが求められます。

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